「森羅、秋の味覚 シャオチーと飲茶の会」
*チャオチー:四川料理の中で大皿料理の間に出る一人盛の楽しい料理のこと。
Note: this event taken place on 10.7.2012 was a lunch/ dinner course presentation for regular visitors noticed in advance.
注意: 飲茶の会は、事前に開催の告知を受け、当日は終日店舗貸し切りにて行う完全予約制のイベントです。
神奈川県小田原市本町2丁目14-16
tel: 0465-23-0318
open hours: lunch 11:30-14:00
dinner 17:00-22:00
website: http://www.0465.net/omise/shinra-honten/神奈川県小田原市本町2丁目14-16
tel: 0465-23-0318
open hours: lunch 11:30-14:00
dinner 17:00-22:00
website: http://www.0465.net/omise/shinra-honten/
日時:平成24年10月7日(日) 昼の部 12:00~ 夜の部 18:00~
会費:4500円
☆本日のメニュー☆
1. 秋刀魚の中華風佃煮
2. あさりの醤油漬け
3. するめ烏賊の四川風和え物
4. 地鶏のぴり辛炒め
5. 松茸入りの小籠包
6. 蓮根の酢の物
7. 中華饅頭の叉焼鋏み
8. 海老のにんにく風味蒸し
9. 葡萄入り黒酢酢豚
10. タイ風エビのチリソース煮
11. 和牛肉のもち米蒸し
12. ふかひれ入りのスープ麺
13. フルーツ杏仁豆腐
秋刀魚の中華風佃煮 |
サクサク衣に飴のようなツヤ。低温でじっくり揚げ、再度色付くまで揚げる。二度揚げしてるからこそこの食感が生まれるのだろう。一度揚げて、冷凍庫に入れて、食べる時にまた色付くまで揚げてもこの食感は損なわれないのだとか。ふむふむ。良いことを知った。保存食、お酒のお共に最適。甘辛い醤油ベースのソースに秋刀魚のコク、五香粉がほのかに香るちょっとしたアクセント:)
するめ烏賊の四川風和え物 |
あさりの醤油漬け |
松茸入りの小籠包 |
地鶏のぴり辛炒め |
蓮根の酢の物 |
中華饅頭の叉焼鋏み |
海老ののにんにく風味蒸し |
葡萄入り黒豚酢豚 |
本日一番驚いた一品!上の写真の一口サイズの酢豚ボールの中にはなんとピヨーネが丸々一粒。見たことがあるだろうか?ぶどうに肉を巻いて、調理する料理を。シェフの斬新かつ前衛的な調理、発想にただただ感心。感動。黒酢と聞くと香り豊かでまろやかな酸味と風味。黒酢のよい酸味を残しつつ、葡萄のジューシーさと甘さを存分に活かす。葡萄そのものは甘いのだが、お料理と合わせると決して主張しすぎる甘さではなく、実にバランスが良い。豚バラ肉のほど良い脂とぶどうのあっさりとした味わい、黒酢との相性も抜群。外側に熱が加わっているのだが、中の葡萄はカチっと身崩れすることなくジューシー。ただただ驚くばかりだった。
タイ風エビのチリソース煮 |
シェフのアイデア料理の一つ。以前も飲茶の会で頂いたことがあるが、ココナッツを利かせたタイのレッドカレー風のエビチリ。ソースが海老によく絡む。それでいて海老はぷりっと歯ごたえよく、下処理がしっかりとしている。醤油ベースのお料理が続いてきたから変化を楽しむ料理でもある。オレンジを添えることでまとわりつくココナッツの重さと香りを一瞬にしてかき消すことができる。最後にオレンジを口直しに食べるのがおすすめ。
和牛肉のもち米蒸し |
これまた変わった料理。ハンバーグのようにミンチにした和牛を細かく刻んだもち米でまとい、さつまいもの上に載せて蒸し上げた料理。味付けは、八角の利いたウスターソース風。香りの強い、濃い目の味にさつまいものふっくらしっとりした食感が合い、甘みも旨みに変える。面白い!
ふかひれ入りスープ麺 |
フルーツ杏仁豆腐 |
毎回毎回、大満足の会。そしてものすごく勉強になる一時。これからもずっとずっと常連であり続け、食の共有を図っていきたいです。ochazukeの修行、勉強はまだまだ続きます。