address: 東京都世田谷区奥沢3-35-13
tel: 03-5754-2788
open hours: lunch 11:30-14:30
dinner 17:30-21:30
closed: 水曜日、第3火曜日
price: lunch 2000 yen-4000 yen
dinner 8000 yen-10000 yen
website: http://www.la-coupe.com/
"パリの街角にあるような、気軽に味わえるフレンチを目指しています。ラ・クープは、奥沢の「隠れ家」です。"というモットーを掲げるお店、ラ・クープ。
決して気取らず、肩肘張らない、どこか家庭的で落ち着いた雰囲気の中で楽しめるフレンチ。旬のものもうまく取り入れ季節感溢れる料理を楽しめるのももう一つの魅力。
フランスのカフェを思わせる外観 |
奥沢駅から左手の奥沢区民センター方面を目指して歩くこと5分少々、フランスの国旗が目印のカフェのようなレストランに行き着く。緑を基調としたドアは、いかにもフランスのカフェやパン屋さんを思わせる。事前に下調べしたところ、人気ということで予約しないと入れないと思いきや開店と同時くらいに入ったため、予約なしで幸運にも入れた。しかし、この日は2組以外すべて予約客で埋まっていた。立ち寄る際には、ぜひ予約を!
お店に入ると気さくで感じの良いマダムが出迎えてくれる。予約客には、メッセージカードがテーブルに添えられている。マダムの心遣いが細かいところまで感じられる、とても印象の良いお店だ。気持ちのこもった接客にすごく親しみを感じ、気持ちよく食事することができた。
可愛らしい壁画と白が輝くテーブルセッティング |
サービスのパンは、焼きたてのパンと共に鴨肉のペーストとバターが振舞われる。食べ終わった頃合に新しく焼きあがったパンを持ってきてくれる粋な計らいも。
オニオングラタンスープ |
自家製スモークサーモンとラタトゥーユのサラダ |
自家製スモークサーモンの芳醇な香りに一口食べて惚れ込む。桜チップだと思うが、スモークの香りが一気に口の中に広がり、強いインパクトを与える。
彩り豊かなパプリカやたまねぎ、野菜の数々をスモークサーモンで包み込み、野菜の香り、甘みを閉じ込める。スモークの効いたサーモンとピーマンの苦味や甘みが良く合い、バジルソースが引き立て役を担う。
広島産牡蠣のグラタン |
オーロラソース仕立てのグラタンは、トマトの酸味とバターのコクがより風味を引き立てる。中には、広島産の大きいプリっとした牡蠣が2つも。絶妙な火の通り具合で縮むことなく、プリっとふっくらジューシー。口の中で広がる磯の香りがグラタンソースの酸味とコクを包み込む。オーブンで焼くことでぎゅっと牡蠣の旨みが閉じ込められ、深い味わいと共にアクセントになる。美味しい!の一言に尽きる。
牡蠣の大きさにびっくり |
本日のお魚料理:ひらすずきを下仁田ねぎときのこのソースを添えて |
川臭さを全く感じさせない、淡白でふっくらと仕上がったひらすずきに生クリームたっぷりのきのこソース。きのこ(ポルチーニにも似た)深いコクのある味に炙りの利いた香ばしい甘い下仁田ねぎ。ねっとりとしていて、甘みと表面のこげた香りが単調な味の魚を彩る。添えられた菜の花は、今が旬の時期。春らしい香りとえぐみが広がる一方の深い味を落ち着かせ、引き締める。
本日のお肉料理:ピーフストロガノフ |
温野菜を添えたビーフストロガノフ。第一印象は、トマトの酸味がキリっと舌を刺激、そのあとにソースがよく絡んだお肉のコクと添えられたマッシュルームの香りが口いっぱいに広がる。箸休めに温野菜を食べると甘みと野菜本来の香りを楽しむことが出来、対照的な味であるだけに素材そのものの味を噛み締めることができる。お肉の質は、柔らかいものの、多少筋張っていて、食べにくかったのが残念。
紅茶(ダージリン) |
ラ・クープ特製のデザートプレート |
左上からフルーツのコンポート、バニラアイスと西洋すもものジェラート。左下にクリームブリュレと隣にレモンのタルト。バニラアイスやクリームブリュレには、たくさんのバニラビーンズが使用され、ここでも丁寧な仕事が伺える。いろんなデザートが楽しめるのは、女子にはとってもうれしい。レモンの酸味やすももの酸味、ヨーグルトベースのコンポートは、バニラアイスとクリームブリュレのコクあるモッタリとした味に相性抜群。バランスの取れたデザートプレートだ。
個人的には、チョコのようなビターなスイーツも欲しかったのだが、このお値段でこれだけのパフォーマンス。贅沢は言えない。でも、量が多ければ良いというわけでもないから、デザートは3つくらいに絞っても妥当だろうと思った。
レモンバーベナのハーブティー |
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