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2012年3月25日日曜日

天安本店

天安本店
address: 東京都中央区佃1-3-14

tel: 03-3531-3457

open hours: 9:00-18:00

closed: 年末年始(year end and New Year holidays)

price: -1000yen

website: http://www.tenyasu.jp/

online shopping: http://tenyasu.jp/html/main285.html?xcode=001&type=O


 佃島は、佃煮発祥の地。以前、テレビで佃島の特集を見て以来、行ってみたかった場所。佃島の街並みは実に面白い。遠くを見渡すと間もなくオープンする東京スカイツリーや高層マンションが立ち並ぶモダンな街。しかし、そこにはかつて下町だった頃の情緒溢れる街並みも残ってい る。隣町の月島は、もんじゃ発祥の地としても有名だが、多くの商店が軒を連ね商店街となっている。モダンとクラシックな街並みがうまいこと融合し、面白い情景を演出する。風情ある街中を散歩してるとどこか懐かしさを憶える魅力的な街だ。

picture from HP:http://www.tenyasu.jp/
天安は、3軒ほど佃煮屋さんが並ぶの中でも一際人気あるようだ。狭い店舗にも関わらず、行列が絶えない。みんなこぞって各々好きな佃煮を買い求めに来るようだ。

天安は、天保8年(1837年)創業。175年続く老舗の佃煮屋さん。創業当時以来、ずっとこの発祥の地に店を構え、製造と販売を続けている。そのこだわりは、創業当初から現在まで受け継がれてきた「たれ」を味付けの基本としていること。175年分のさまざまな味の沁み込んだ、まさに「秘伝のたれ」。この秘伝のたれこそが天安の佃煮の基、命となっている。

 昔ながらの木造のお店は、風格漂い、色褪せ、ぼろぼろになったのれんもそのまま。歴史感じられる建造物は、道行く人の目を惹く。
 
ochazuke

左上:きゃらぶき、天安昆布、あさり

この日購入した3点。
きゃらぶき 100g 350円
天安昆布 100g 500円
あさり   100g 700円

【評価 ★★★★☆ 4.5/5.0】
それぞれ100gを購入。最初にたくさん買うよりかは、少しずつ味見のつもりで買う方が良い。100gでも十分な量だ。さすが175年続く伝統の味だけあって、その味は濃厚で香り豊かな醤油の味。濃いながらも、素材の味が一つ一つ活かされていてその絶妙なバランスに魅了される。照りやつやも素晴らしく、見た感じは甘まそうに見えるが、決してべったりとした舌に残る甘さではない。特にきゃらぶきや昆布に関して言えば、どちらかというと塩気の強いしょうゆ味だ。

きゃらぶきの独特の食感と最後に広がるえぐみ。これがなんとも言えない!昆布は、分厚く、香り良い高級なものを使ってるのだろう。よく味が沁みていてご飯によく合う。あさりは、生姜の風味が利いていて、あさり独特の泥臭さをうまいこと消している。少し甘さを感じるが嫌な甘さではない。お年寄りに受けそうな味だ。

我が家でもなかなか好評!あっという間になくなった。ochazukeは、大好きなお茶漬けとともに佃煮を食べ、ノスタルジーに浸るのだった笑 次回購入予定は、天安昆布、きゃらぶき、葉とうがらし、たらこ、帆立の貝ひも。リピートMUSTですな。

2012年3月13日火曜日

Patisserie Paris S’eveille

Patisserie Paris Seveille
address: 東京都目黒区自由が丘2-14-5 館山ビル1F

tel: 03-5731-3230

open hours: 10:00-20:00

closed: open yearly

price: 1000yen-2000yen

website: http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13005198/ (食べログサイト参照)





ホワイトデーを目前にお店は超満員。普段も混んでいるが、この日は外にまで列を成し、入場制限を行ってるほどだった。前々から気になってる店舗ではあったが、なかなか機会がなく、今回初めて訪れたカフェ:)


店内のショーケースには、ずらりと並ぶケーキの数々。どれも彩り鮮やかで目を惹くものばかり。人も多かったというのもあり、じっくりと選べなかったが、私は一際鮮やかで大好きなベリーが盛られたタルトと大好きなペカンタルトを選んだ。友達は、ラムがたっぷりと使用されたチョコレートケーキに、酸味がなんとも言えない杏タルトを頼んだ:) 

この前にもカフェに立ち寄っていたため、この日2件目(笑) ケーキは別腹!この店舗を訪れる前に行った数軒先のカフェ(http://ochazukedaisuki.blogspot.com/2012/03/cafe-ohanaya.html)でもパウンドケーキを食べたのだが、構わず食べまくる女子2人(笑)

女子の休日の過ごし方は、こうでなくちゃ!美味しいもの食べて、話して、ショッピングをする。最高な休日となった:)



写真では見にくいが、ホワイトデーに備えて焼き菓子やマカロンが陳列されている。パンやデニッシュも人気のようだ。



外でも待ったのだが、中に入った後も席が開くまで順番待ち。30分くらいだろうか、ほどなくしてようやく席に着くことができた。お待ちかねのタルトやコーヒー。


カフェオレ
ケーキは、大体500円~580円台で大きさも小ぶり。普通のケーキ屋さんにしては少し高めだ。先に言っておくが、それでも食べる価値あり。

タルト・フリュイルージュとタルトペカン

タルト・フリュイルージュ

アップ


タルト・フリュイルージュ断面

我ながらきれいに切れた。生地は、タルト生地にアーモンドの風味を利かせたカラメル状の生地(アーモンドプラリネ)の2層。ベリーの豊かな香りと甘酸っぱさ、香ばしく口いっぱいに広がるアーモンドの香り、最後に全体を包み込むバターの風味。甘さも控えめな上品でかわいらしいタルト。女性に人気な理由がわかる。



中までごっそりとペカンナッツの入ったタルト。
タルトの表面はカラメル状にザクザクと香ばしい甘い生地。味はシンプルだがペカンを思う存分に楽しめると言った具合。これだけ入っているがくどくないのは、技術の一つだ。

ボザール 580円


ボザール 断面




たっぷりのラム酒を利かせたビターのチョコケーキ。ケーキというよりかは、ムースと言った感じ。ふわっとゆるいチョコムースの両サイドには、板状のチョコレートとレーズン(だろうか)の入ったクッキー。これがないとゆるくて崩れてしまうんでないかというくらい口どけ滑らか。ラム酒に付け込んだレーズンにラム酒をたっぷりと利かせたムース。ビターで風味豊かな大人な味。

杏タルト

杏タルトは、唇がきゅっと窄まるほど酸味の利いた杏ジャムがたっぷりと上に乗ったタルト。下のバターの風味豊かなクッキーのようなタルト生地にジャムの染みこんだしっとりとした生地。バランスがとても良い。アーモンドと粉砂糖がアクセント。さっぱりとしていて、ちょうどよい口直しになった。

駅からすぐの大通りに面してるケーキ屋さんだけあって、しばらくこの人気は続きそうだ。このほとぼりが冷めた頃にまたお邪魔して、じっくりケーキを堪能したい。言っておく。某有名パティシエのケーキでさえも味がいまいちと思ってしまったochazuke。ケーキには、なかなかうるさい笑


2012年3月11日日曜日

Cafe Ohanaya

cafe Ohanaya

address: 東京都目黒区自由が丘2-14-20 yumenoparadise2 2F

tel: 03-3725-4087

open hours: 11:00-16:00 (L.O. 15:00)
                  18:00-22:30 (L.O. 21:30)
                  ※Lunch only on Mondays.
closed: 水曜日、第3火曜日

price: Lunch 1000-2000yen
        Dinner 3000-4000yen


残念ながら、撮影の許可はお料理のみということだったのでインテリアの写真はないが、お料理からだけでもご想像ください。



自由が丘駅正面口から歩いて5分ほど、小さな路地にビルが軒を連ねる中、cafe Ohanayaの入口がひょっこりと顔を出す。看板も目立たないため、一度は通り過ぎてしまうくらいわからない。隠れ家カフェながら、お店は大盛況。この日も席が空くまで時間をつぶし、空いたら電話をかけてもらうようにしたくらいだ。


写真には、納められなかったが店内は木を基調とした雑貨やインテリアが並ぶ。店舗入り口には、自家製のジャムや輸入のポストカードがお土産としてて売られており、見渡すだけでも心が和む。お料理を待っている間、見るのもよし、帰り際持ち帰りでスコーンやジャムを買うのもよし。こういうかわいらしい店舗づくりが大好き。


ランチメニューは、3種類。
サンドイッチランチ1000円、パスタランチ1200円、ohanaya ランチ1500円というラインアップ。
一番人気は、Ohanayaランチ。この日注文したのもOhanayaランチ。 ドリンク、前菜の野菜プレート、メイン、デザートがついて1500円。なかなか良いお値段だ。


前菜の野菜プレート

大根、紅大根、わさび菜、金時にんじん、にんじんと珍しい野菜をそれぞれ種類の違う酢で和えたもの。バルサミコ酢やフランボワーズビネガー、白ワインビネガーなどそれぞれの個性が一つの皿の上で共演する。フランボワーズビネガーで和えたニンジンは、レーズンとともに豊かなベリーの香りに包まれていて、今までに味わったことのない洋風な酢の物。ピクルスともまた違う味わいで斬新。和食に食べ馴れているだけにこういう調理法もあるのかと勉強になった。


鎌倉やさいのトマトグラタン
ブロッコリーやかぼちゃ、じゃがいもなど身体を芯から温める野菜ばかり。寒い雨の日にぴったりなホクホクグラタン。お肉は使用してないから、くどさもなくさっぱりと食べれる。通常のホワイトソースとは違って、トマトを加えたアメリケーヌソース風になっている。トマトの酸味がほど良いアクセント。さわやかさを加える。中には、ソースを絡んだトロトロふわふわなフランスパン。香ばしさと絶妙な食感。素朴だけど、手の込んだ一品だ。




甘夏のほろ苦い皮をシロップ漬けにし、ふんだんにパウンドケーキの生地に練りこむ。
しっとりとした生地にほろ苦い甘夏のピール。ただ甘さが広がるのでがなく、ほろ苦さと甘さ、少々の酸味がうまく融合。横に添えられたやわらかいなめらかなホイップクリームと一緒に食べると口の中にまろやかさが広がる。やさしい家庭的な味を思い出す。

甘夏のパウンドケーキ

締めは、ハーブティー。ローズヒップも入ってたのだろうか。この酸味が胃を和らげる。すっきり。

ハーブティー
カフェランチで1500円は、決して安くはないが、払う価値あり。
豊富な種類の野菜を使い、素朴だが一つ一つに丹念な仕事が伺える料理の数々。ぜひ他のものも試してみたい。また一つお気に入りカフェを発見。野菜にこだわり、自然にこだわり、シンプルな味付けがとても素朴で落ち着く。

2012年2月5日日曜日

黒糖しょうがパウダー

黒糖しょうがパウダー

内容量:250g
原材料名:粗糖、黒糖、生姜粉末(高知県産)
販売者: 株式会社 千年屋

国産原料 100%使用 高知県産生姜使用 沖縄県産黒糖使用 

【評価 ★★★★☆ 4.0/5.0】
 寒い冬にぴったりなものを発見! 紅茶に入れてもよし。そのままお湯を注いで黒糖しょうが湯として飲んでもよし。ochazukeおすすめの食べ方は、プレーンヨーグルトにかけて食べる食べ方と豆乳に混ぜて飲むsoy de しょうがラテ。クリーミーなヨーグルトによくマッチする黒糖のコクと爽やかなしょうがの香り。豆乳の独特のクセもしょうががかき消す役割を果たし、飲みやすい!
ハマっております!!笑 黒糖のコクと粗糖のざらざらとした食感、しょうがの風味。なんとも言えない美味しさ。甘すぎず、生姜の効果でさっぱりと食べれる。食欲のないときもぺろり。しょうがのおかげで身体もぽっかぽか。冷え性なochazukeには、この冬を乗り切るための必需品。個人的には、もう少し生姜の風味が強くてもいいと思うが、いろんな食べ方があり、飽きのこない一品だ。

2012年1月8日日曜日

La Coupe

La Coupe

address: 東京都世田谷区奥沢3-35-13

tel: 03-5754-2788

open hours: lunch 11:30-14:30
                dinner 17:30-21:30

closed: 水曜日、第3火曜日

price: lunch 2000 yen-4000 yen
         dinner 8000 yen-10000 yen
   
website: http://www.la-coupe.com/


"パリの街角にあるような、気軽に味わえるフレンチを目指しています。ラ・クープは、奥沢の「隠れ家」です。"というモットーを掲げるお店、ラ・クープ。

 決して気取らず、肩肘張らない、どこか家庭的で落ち着いた雰囲気の中で楽しめるフレンチ。旬のものもうまく取り入れ季節感溢れる料理を楽しめるのももう一つの魅力。

フランスのカフェを思わせる外観

奥沢駅から左手の奥沢区民センター方面を目指して歩くこと5分少々、フランスの国旗が目印のカフェのようなレストランに行き着く。緑を基調としたドアは、いかにもフランスのカフェやパン屋さんを思わせる。事前に下調べしたところ、人気ということで予約しないと入れないと思いきや開店と同時くらいに入ったため、予約なしで幸運にも入れた。しかし、この日は2組以外すべて予約客で埋まっていた。立ち寄る際には、ぜひ予約を!


お店に入ると気さくで感じの良いマダムが出迎えてくれる。予約客には、メッセージカードがテーブルに添えられている。マダムの心遣いが細かいところまで感じられる、とても印象の良いお店だ。気持ちのこもった接客にすごく親しみを感じ、気持ちよく食事することができた。

可愛らしい壁画と白が輝くテーブルセッティング


ランチは、3種類。2000円~4000円とフランス料理にしては、かなりリーズナブル。


 サービスのパンは、焼きたてのパンと共に鴨肉のペーストとバターが振舞われる。食べ終わった頃合に新しく焼きあがったパンを持ってきてくれる粋な計らいも。

オニオングラタンスープ

+630円でスープかサラダがコースに付けられる。今回は、Aランチにオニオングラタンスープをつけてみた。コクと香ばしい香りに圧倒される。器のふたの役割を果たすカンパーニュにスープが染み渡る。


自家製スモークサーモンとラタトゥーユのサラダ

自家製スモークサーモンの芳醇な香りに一口食べて惚れ込む。桜チップだと思うが、スモークの香りが一気に口の中に広がり、強いインパクトを与える。



彩り豊かなパプリカやたまねぎ、野菜の数々をスモークサーモンで包み込み、野菜の香り、甘みを閉じ込める。スモークの効いたサーモンとピーマンの苦味や甘みが良く合い、バジルソースが引き立て役を担う。

広島産牡蠣のグラタン

オーロラソース仕立てのグラタンは、トマトの酸味とバターのコクがより風味を引き立てる。中には、広島産の大きいプリっとした牡蠣が2つも。絶妙な火の通り具合で縮むことなく、プリっとふっくらジューシー。口の中で広がる磯の香りがグラタンソースの酸味とコクを包み込む。オーブンで焼くことでぎゅっと牡蠣の旨みが閉じ込められ、深い味わいと共にアクセントになる。美味しい!の一言に尽きる。

牡蠣の大きさにびっくり


本日のお魚料理:ひらすずきを下仁田ねぎときのこのソースを添えて

川臭さを全く感じさせない、淡白でふっくらと仕上がったひらすずきに生クリームたっぷりのきのこソース。きのこ(ポルチーニにも似た)深いコクのある味に炙りの利いた香ばしい甘い下仁田ねぎ。ねっとりとしていて、甘みと表面のこげた香りが単調な味の魚を彩る。添えられた菜の花は、今が旬の時期。春らしい香りとえぐみが広がる一方の深い味を落ち着かせ、引き締める。




本日のお肉料理:ピーフストロガノフ

温野菜を添えたビーフストロガノフ。第一印象は、トマトの酸味がキリっと舌を刺激、そのあとにソースがよく絡んだお肉のコクと添えられたマッシュルームの香りが口いっぱいに広がる。箸休めに温野菜を食べると甘みと野菜本来の香りを楽しむことが出来、対照的な味であるだけに素材そのものの味を噛み締めることができる。お肉の質は、柔らかいものの、多少筋張っていて、食べにくかったのが残念。






紅茶(ダージリン)


ラ・クープ特製のデザートプレート

左上からフルーツのコンポート、バニラアイスと西洋すもものジェラート。左下にクリームブリュレと隣にレモンのタルト。バニラアイスやクリームブリュレには、たくさんのバニラビーンズが使用され、ここでも丁寧な仕事が伺える。いろんなデザートが楽しめるのは、女子にはとってもうれしい。レモンの酸味やすももの酸味、ヨーグルトベースのコンポートは、バニラアイスとクリームブリュレのコクあるモッタリとした味に相性抜群。バランスの取れたデザートプレートだ。

個人的には、チョコのようなビターなスイーツも欲しかったのだが、このお値段でこれだけのパフォーマンス。贅沢は言えない。でも、量が多ければ良いというわけでもないから、デザートは3つくらいに絞っても妥当だろうと思った。

レモンバーベナのハーブティー
レモンバーベナは、初めて頂いたがレモンの清清しい爽やかな香りとそれに追う華やかで芳醇な葉の香り。独特で割り合いくせのあるハーブだ。消化を助け、精神を落ち着かせ、元気を与えてくれるハーブとしても有名だ。重たい料理が多いイメージのフランス料理を食べたあとにぴったりなハーブティーだ。最後まで気配りのあるサービスに関心。気持ちの良い接客でまた食事をしたいと思えるお店は久々だ。また一つochazukeのおすすめ、リピートリストにお店が加わった。

2011年12月18日日曜日

ハノイのホイさん

フォーのお店 ハノイのホイさん
address: 〒150-0031
            東京都渋谷区桜丘町17-6

tel: 03-3464-8450

open hours: lunch 11:00-15:00
                 dinner 18:00-23:00
closed: sunday
price: lunch -1000yen
        dinner 1000yen-2000yen
website: http://www.hoi-san.com/

ベトナムでフォーを500食以上食べ歩いて、出会った究極の一杯。それがハノイ在住のホイさんのフォーだったと経営者は語る。スープ、麺すべてにこだわり、シンプルながら奥の深い味と旨みを堪能できるお店だ。店名は、そのお世話になったホイさんにちなんで付けられたもの。どこか家庭的で親しみやすい名前だ。



渋谷のセルリアンホテルタワーの裏側には、たくさんのお店が軒を連ねる。中でもこの赤いひさしが一際目立つフォーのお店 ハノイのホイさん。中に入るとそこは、ベトナムの民芸品や写真が飾られ、異国情緒溢れるお店だ。




このお店の最大のこだわりは、フォーに使用するスープにある。そのスープは、自家製!保存料、添加物、化学調味料一切使用しないというこだわり!ここに真のスープあり。

鶏のスープ(ガー)は、鶏がら12時間以上かけて丁寧に出汁をとった透明度の高い、あっさりとした体にやさしいスープ。牛のスープは(ボー)は、牛骨を3日間かけてじっくりと煮込んでとった出汁。しっかりとしたコクがありながら、しつこくない本場の味。

シンプルで見やすいメニュー


ベトナムの写真やベトナムらしい色使い。各テーブルに備えてあるお茶もベトナム茶。フルーティーでお花のような独特の香りを放つベトナム茶。ヌクマム(魚醤、レモン、砂糖、唐辛子、にんにく)のたれの独特な香りにも負けないこれまたパンチの利いたお茶。強い香りが苦手の人は、注意。

食器など民芸品、一応売り物らしい笑


待つこと数分、まさに屋台、ファーストフード感覚で楽しめるフォー。スピードは、この手間隙かけたスープ作りなくしては実現できないし、時間をかけて作った苦労が味として現れているのだ。

鶏のフォーと生春巻のセット 780円

鶏のフォー アップ写真

鶏肉、にら、パクチー、もやし、焦がしたまねぎ、ネギと具材はたっぷり。お好みでトッピングは、30円~100円で大盛りに♪焦がしたまねぎの香ばしい香りとパクチーの爽やかさ、もやしのシャキシャキとした食感。たくさんの具材が入ってるけど、どれもあっさりで飽きの来ない味。出汁によく絡む麺は、モチモチしていて、まるで葛きりのようだ。

期間限定の4種のきのこフォーとじゃがいもとニラの屋台ごはん セット880円
アップ写真
秋と言えば、きのこの季節。なめこ、しいたけ、まいたけ、えりんぎの4種を使用したフォーは、味にコクと風味が増す。鶏肉は、そぼろ状で出汁がよく絡み、美味しい。季節限定のメニューがあるのもここのもう一つの魅力。季節ごとに旬の一味違うフォーが楽しめるのだ。

ちなみに、この冬は肉だんごとトマトのフォーが期間限定のメニュー。

日替わりベトナム流屋台ごはん、その日はじゃがいもとニラの炒めものごはん。じゃがいもの独特の歯ごたえにニラの風味。スイートチリソースで味付けされていて、ピリっと辛さが引き立つ。ご飯によく合う。甘めだが、味や食感はどこかベトナムのパパイヤサラダを連想させる。うん。なかなか面白い。

コストパフォーマンスは、期待以上。身体に染み渡るコクと旨みの利いたスープは、まるでお家でゆっくりと食事をしてるかのように和む味。すっきりとしていて、ヘルシー。それでいて食べ応えあり。忘年会で忙しくなるこのシーズン、飲んだ締めの一杯におすすめ。