2011年9月30日金曜日

Rainbow Raw Food Cafe

Rainbow Raw Food Cafe

東京都港区浜松町2丁目11-2 タンゲビル1階
JR浜松町駅 南口から徒歩3分

tel: 03-3437-1717
open hours: mon-fri 11:00-22:00
                sat 11:00-15:00 (reservation recommended)
price: lunch/ dinner 1000yen-
        course 3000-3500yen
website: http://www.rainbowrawfood.com/

ハワイアンな店内
新鮮なフルーツ、野菜、そしてローフードに関しての書物、雑誌がたくさん
キッチンスペース
 浜松町駅のすぐそばにある日本では珍しいフルタイム営業のローフードのレストラン。アメリカでは、一足先にブームが到来し、ベジタリアンやビーガンが流行り、Rawfoodも流行の道をたどっている。ニューヨークにあるQuintessenceは1999年からRaw Foodを扱っているレストランとして有名だ。アメリカはジャンキーな食べものがある一方で、ビーガンやベジタリアン志向の人もたくさんいる。いまやエコバックなどで有名になったWHOLEFOODSもオーガニックの食材を扱っているスーパーマーケットとして有名だ。

そもそもローフードとは、英語のRaw Foodから来ており、そのまま”生の”食材を意味する。生の野菜を取り入れることで、素材本来が持ち合わせる酵素の働きを体内に取り入れ、代謝や解毒、消化、吸収を促進させることができる。46度~48度以上の熱で調理すると食材そのものが持つ酵素が破壊されてしまうため、46度以下で調理することが重要になってくる。

近年、話題になっている酵素ダイエット。雑誌の多くに酵素ジュースなるものが紹介され、芸能人の多くが愛用しているのだとか。でも、値段も予想以上に高いのだ。そこで日頃から手軽に酵素を身体に取り込むことのできるのが、ローフード。

大学の先輩に紹介されてこのお店に行ったのがきっかけ。夫婦で切り盛りするこの小さなお店は、笑顔の絶えない、明るい雰囲気の味わえるお店。
Raw ランチプレート 1300円
Rainbow ランチプレート 1500円


初めて尽くしのローフード。これだけのボリュームと彩りで動物性のものを一切使用していないということに驚きだ。

まず、海苔巻きから紹介。アボカド、にんじん、レタス、きゅうりを海苔で巻いたものなんだが、その間にはナッツやハーブをペースト状にしたものが挟まっている。これがあん肝のような味がして、野菜のみずみずしさにコクとハーブ、ナッツのアクサント(香り)が加わり、とても美味しい。海苔の持つ磯の香りもナッツとぶつかることなく、非常にバランスの取れた一品だった。

海苔巻きに添えてあるもやしのサラダは、パッタイ風のサラダ。生のもやしは、とても食感が良く、みずみずしい。これにナッツ(ピーナッツ)だろうかを和えて、お酢をプラスしたシンプルなサラダ。酸味があって、あっさりとした仕上がりだ。

2つ目の写真になじみのあるきんぴら。きんぴらごぼうも熱処理をしていないが、決して土臭い感じはなく、むしろ香りを楽しむ一品だった。添えてあるクラッカーのようなものは、スムージーを作った際に出た絞り粕を自然乾燥させて作ったものだとか。野菜本来の持つ甘さが感じられるスナック感覚で食べれるもの。いくらでも食べてしまいそうだった。
カレー

一般向けに一部の料理では、加熱食も用意してあるので手軽に安心して食べれるのがrainbow raw foodのもう一つの魅力。初めての人にとって野菜のみ、しかもすべて生で出てくるのは、やや抵抗があるのではないか。食べ応えはあるのか?飽きないのか?身体は冷えないのだろうか?など疑問に思っているこもたくさんあるだろう。初心者の方は、快く迎えてくれ、多数の雑誌や本も店内に並んでおり、気軽に手にしてローフードについて学ぶことができる。



デザート盛り合わせ 1200円
砂糖を一切使っていないとは思えないほど、十分に甘さを堪能できるデザート。チョコレートは、デーツなどを使用して、自然の甘さを表現。斬新で前衛的なデザート。甘さ控えめでローカロリー。いくら食べても気にしなくて良いのは、女子にとってうれしい。それでいて満足感は十分。ラムレーズンのシャーベットや生チョコ。黒ゴマときなこのシャーベット。アーモンドキャラメルのビスコッティーのようなもの。どれも一つ一つ丁寧な仕事がほどこされていて、美味しい。


初体験のローフードは、今までに味わったことのない不思議な味。素材そのものの味を味わうということは、こんなにも美味しいもので満足感が得られるものな のかと改めて知った。私は、決してビーガンにはなれないかもしれないけど、たまに疲れた胃を癒すのに、自然に限りなく近い食事を取り入れ、体内をリセッ トするのも良いかもしれない。

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