2011年10月19日水曜日

De Martino Sauvignon Blanc 2011

De Martino Sauvignon Blanc 2011

picture from http://www.seijoishii.com/d/53653
容量:750ml
色:白
原産国:チリ・マイポ
生産者:デ・マルティーノ
アルコール度数:13度
価格:1290円(成城石井にて)













2011年最初のワインが地球の反対側のチリから到着。南半球に位置するチリは、季節が日本とは逆のため、夏にはヌーボが登場する。一足先に今年のワインを味わう。

デ・マルティノという生産者は、チリのトップ生産者の一つで、創業は1934年の今も家族経営を行う老舗ワイナリーです。チリワイン産業界での役割も大きく、チリで初めてカルメネールを輸出したワイナリーであり、南米で初めてカーボン・ニュートラルを実践したワイナリーで、環境に配慮したワイン作りを心がけている。 作り手のそんな意欲は「緑の募金」プロジェクトを通じて、例年1本につき10円が募金され、主に日本国内の森づくりに活かされてきた。今年は、東日本大震災の義捐金にあてられ、廃材を使ったパーティションを避難所に寄付したりと緑の募金に即した活動を主なっている。

この造り手が生み出している数々のワインは、世界でも高く評価され、インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンベンションというイギリスで行われる最も古く40年の歴史を誇るワイン・コンテストでもこれまでに2度もチリワインの生産者オブ・ザ・イヤーに選出されている。

また、そのバリューから、アメリカ有力評価誌であるワイン・スペクテーター誌の2010年10月15日号にて、造り手の造る白シャルドネおよび赤シラーが、最高点を獲得して、堂々の表紙掲載を果たした。その他、どれも高い評価を得ていて、デカンター誌が行うデカンター・ワイン・アウォードやヴィーニャ・チリで数々の金賞を受賞している! (楽天市場http://www.kbwine.com/item/4719.html 参照)



この日のおつまみに合わせて。タコのお刺身、小鯵の揚げ物、ブリーチーズとクラッカー。

【評価 ★★★☆☆ 3.5/5.0】
全体的に酸味が強く、舌に触った瞬間にその酸味は口全体へと広がり、追って余韻の残る柑橘系とトロピカルな風味と香り。ヌーボーならではの渋みと新鮮な樽の香りがさらにパンチを加える。キリっとした辛口の酸味から一転このさわやかでフルーティーな香り。この相反する感じ、ギャップが何ともいえない。価格相応の味でなかなかの出来。ヌーボだけに深みはあまり感じられないが、すっきりと飲める。手軽に楽しむにはちょうど良いワインだろう。

ちなみに赤は、試飲をさせてもらったのだが、色は全体的に黒っぽい深いルージュ。こちらも酸味のパンチは白同様に感じる。香りは、白に比べフルーティーでベリー系を思わせる滑らかな口当たり。赤のほうが渋みを感じると思ったが、そうでもなかったのには驚いた。赤独特のコクと樽の香りがうまく調和した結果だろうか。

ワイン初心者のOchazukeは、お酒大好きっ子。でも、そこまで強くはない。何だか損した気分(笑)だから、友達や家族と一緒にマッタリ飲む機会がなければ、飲む機会はあまりないが、少しずつ勉強していこうと思う。これからもお付き合いください。

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